小池さんとトランプの賞味期限を考える

トランプ




小池さんの判断を否定するつもりはない。

ただ、決断が遅い。

特に豊洲。

この問題は、きっちり説明しないと、都民は納得しないし、その前に理解できない。

どんなに有識者が、この件に関して、同調しようが、反論しようが、一部のメディアが取り上げるレベルで浸透しない。

逆に、庶民受けするニュースを報じるテレビ・新聞は、危機をあおるような情報を垂れ流すことで、都民、国民はそちらに洗脳されている。

一部の人が分かっていることといえば、
環境基準というのは、
1日2リットルの地下水を70年間飲み続けて健康に有害な影響が出るか?出ないか?というレベル。

そもそも、
その地下水を飲むわけでも、それで魚を洗うわけでもなく、

しいて言えば、地下水なので、その水が、蒸発して大気中に混ざるくらい。

豊洲市場を考えるとに、環境基準と照らし合わせているところが問題で、さらにいえば、それを何度もやることは必要なのか?という疑問すらある。

で、私がここで書きたいのは、
小池さんの旬の今の時期に、決断をしないと彼女は終わるということ。

別に移転しろ!
といっていることではない。

今なら、彼女の発言は、メディアに取り上げられる。

それも、時間を掛けて取り上げてくれる。

要するに、
・環境基準とは?
・豊洲市場と豊洲地域は同じなのか?豊洲という場所のイメージの払拭
・推進派、反対派の意向の説明
・築地の不衛生さ
・移転の判断まで、しっかり説明すれば、

都民の多くに、その情報は共有されるだろう。

しかし、
時間が経てば経つほど、彼女の発言は、取り上げられなくなる可能性が高い。

1年後に判断したときは、小池さんは、そう判断しました!

だけしか、メディアでは伝えないかもしれない。

仮に、その場で豊洲地域の安全性を説明しても、メディアには流れないので、

豊洲駅も行きたくない!という人は、そのイメージが一新できず、一生生活していくことになるかもしれない。

その意味では、
一期一句、メディアが伝えてくれる今が、最後のチャンス。

少なくとも、
豊洲地域の悪いイメージの一新はしてほしい。

できれば、
移転の問題 

豊洲移転の黒い経緯

は別に考える宣言もしてほしい。

移転の決着ははやく・すばやく
黒い経緯は、じっくり・しっかり

宣言を。

それは、海を越えたアメリカも同じ。

トランプの指先外交も、ずっと続くとは思えない。

大統領になり少し対応が変わると思っていたが、結果的に、今までの発言に対して形だけやるフリだけを見せる悪いパフォーマンスになっている。

メディアは、その発言にまだまだ振り回されているが、

徐々に、彼の発言で、為替や株が動くという事象は徐々に収まっていくだろう。

そのときは、彼の一番のターニングポイント。

要するに、指先外交から、リアルに何をやったのか?結果どうだったのか?

この真価が問われるということ。

今は、世界中で彼の発言に極端に反応しているが、実際に行ったことで、どうなったのか?

この評価に関しては、日本人がするものではなく、

アメリカ国民がするものなので評価はかわるだろうが・・・・・。

ただ、トランプが自国の利益を最大化するために、大きくな風呂敷を広げ、落としどころを探るという形は悪くないと思う。

もちろん、その中で、謝罪をし、方向性を改めるということは必要だが、ビジネスであればそれは常套手段。

まぁ、小池さんも、トランプさんもメディアでの露出のバロメーターがすべてかもね。

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