去年6月、大手住宅メーカー「積水ハウス」が土地取引をめぐり、およそ55億円を騙し取られた事件で、警視庁は、地主になりすましたいわゆる地面師グループを逮捕した。
事件の舞台となったのは東京・品川区の西五反田にある、広さおよそ2千平方メートルの老舗旅館の跡地。
JR山手線五反田駅から徒歩3分ほどの好立地にある“都心に残された一等地”。
というニュース。
地面師だけでなく、不動産屋自体、キレイだと思っていない。
アパートの仲介だって、
「おとり物件」「おとり広告」「釣り物件」という言葉があるし・・・。
不動産仲介だって、囲い込みとかあるしね・・・。
今、都内でマンション売却をしている友人なんか、完璧に不動産会社に遊ばれているからね。
最近聞いた話だと、
専任媒介契約経由で内見の申込をしてきた大手不動産屋の女性スタッフの対応が、一切売る気なし!の対応。
客は連れてきたが、会話一切なし、3分で帰る始末。
あとから、その女性スタッフが会社のサイトに載ってたか見せてもらったけど、
手数料部門1位とかで表彰されていたけど、そりゃーそうでしょう。媒介契約をしていないところの物件を仲介する気ないんだから・・・。
片手より両手ってこと。
不動産業界ってこんなもんだよね。
この会社、どこかだって?
そのスタッフ、だれ?
そんなの言わないよ。
この子だけじゃなく、みんなそんな思いだから・・・。
ということで、友人には、
マンション売買なんで、1社でも多くの会社と一般媒介で契約すればいいんだよ。
その際、ネットへの掲載の許可は1社だけに絞って、他は、レインズはいいけど、ネット掲載は不可ということで契約してもらえれば・・。
ってね。
まぁ、そんなことはいいとして、今回の地面師の話。
この事件が起きるってことで、少なくとも不動産市場が盛り上がってきた証拠かもね。
土地を仕入れたいという意識が働くから、われこそはと群がり、多少グレーな案件でも強引に押し通すわけで・・・。
開発するから土地を仕入れるだけなく、即転売で利を得ようとする思惑もあるわけだから・・・。
地面師も稼ぎ時というか、不動産市況が熱いってことでいいんじゃないかな?
今回のニュース
積水ハウスから55億円をだまし取った地面師逮捕、
弁護士も絡んでいるみたいだけど、その弁護士には逮捕状が出ていないあたり、ホントと嘘、内緒、かなりの組織ぐるみだったんだろうね。
まぁ、弁護士も何も知らなかったとは思わないけど・・。