競馬をやらない人には、一切興味がないことだろうが、
今年から、凱旋門賞の馬券が買えるようになる・・・。
凱旋門賞とは
ヨーロッパ最大の2400m競走で、ここ数年日本馬も出走し、エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルが2着にきている。
今年は、日本ダービー馬、マカヒキが出走し、盛り上がりを見せている。
父ディープインパクトの雪辱を晴らせるか?
ステップレースとして、ニエユ賞を余裕のある走りで勝利し、いい形で本番を迎えられそう。
しかし、今年はメンバーが揃っている。
3月のドバイシーマクラシックではドゥラメンテを破って優勝。GI4勝を含め目下6連勝中のポストポンド
18戦して[5-10-2-1]という戦績の堅実な牝馬。ファウンド
英ダービー、愛ダービーを連勝のハーザンド
英牝馬二冠を達成し、その後も古牝馬相手にGIを連勝したマインディング
9/11のヴェルメイユ賞でGI初制覇したレフトハンド
などが有力馬が多い。
レベルが高いか?
といわれれば、過去最高ではないが、マカヒキが優勝できる確立と考えれば、オルフェーヴルのときに比べれば数段高い。
その凱旋門賞で今年から馬券が買えるわけであるが、
1つ気にしなくてはないらないことがる。
それはオッズ。
ヨーロッパのブックメーカーのオッズが採用されるわけではなく、日本での購入された馬券、人気投票がそのままオッズとなる。
ようするに、マカヒキを応援する人が多いだろうから、必然的にマカヒキのオッズは高くなると考えられる。
もちろん、ドゥラメンテを破ったポストポンドもおなじみの1頭なので、この馬とマカヒキの1,2人気はなんとなく察しがつく。
ということは、なじみが薄いが能力のある馬が見逃される可能性が高い。
ブックメーカーのオッズと日本のオッズを見比べて、著しく差がある馬がそれにあたるが、だからといってそう簡単にもいかないだろう。
今年はロンシャン競馬場の改修でシャンティイ競馬場で行われる。
ロンシャン競馬場は、馬場による差が激しいことがあり、シャンティイ競馬場はそれよりはマシとの見方もあるが、ヨーロッパの馬場は天気でかなり変わるし、タイム1つとっても日本の2400mより平気で10秒遅いなんてことも多々。
馬の調子だけでなく馬場適性も一考しなくてはならないし、正直いえば、見るレースなのかもしれない。
幸い今週は、JRAのG1、スプリンターズステークスがある。
勝負はこちらにしておいたほうがいいかもしれない。