”てるみくらぶ”はデフレ脱却の起爆剤になるかも

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”てるみくらぶ”の事件

海外旅行の格安ツアーを手がける東京の旅行会社「てるみくらぶ」が経営破綻した問題で、業界団体の日本旅行業協会にツアー代金などの弁済を求める申請が相次ぎ、その数は2万6000件に上っています。
東京・渋谷区に本社のある「てるみくらぶ」は、利用客から「航空券が発券できない」などの苦情が相次いだあと27日、資金繰りに行き詰まったとして破産を申請し、裁判所から破産手続きの開始決定を受けました。

被害にあわれた方には、非常に残念に思います。

当初、このニュースを聞いたとき
クレジットカードの旅行傷害保険が適用されるからなんとかなるかと思っていましたが、適用外のようですね。

このような詐欺事件、補填してくれる会社・保険があればいいのですが、それがないようであると泣き寝入りになってしまいますかね。

資金切りが底をつき、チケットすら手配できない段階で、大きく広告を打っている以上、詐欺という認定は免れないかと思いますが、

とはいえ、それによって賠償されるお金が満額になるというのとは別なのでなんともいえませんね・・・。

とりあえず、詳しい条件は分かりませんが、
チャブ保険が、条件に合えば、返還してくるようですが・・・。

「てるみくらぶ」のツアーで旅行保険の主な引き受け先となっている外資系の損害保険会社、「チャブ保険」は29日、客が旅行を取りやめた場合、支払い済みの保険料を返還することを明らかにしました。

ただ、
このような事件、連鎖的に起きるかもしれないですね。

格安でまわしていく場合、資金繰りがすべてなので、必ずしも潤沢な資金がある会社ばかりではない。

さらに、同じような自転車操業をしている会社もないとはいえないだろうし、今回の事件で、格安ツアー会社への嫌悪みたいなものが広がれば業績にも影響があってもおかしくない。

そんなことを考えると
保険会社や旅行会社は、今回の事件をどう受け取り、どう対応するのか?

特に保険会社は今回のようなときに100%保障する商品なども出してくるだろうし、それを売る代理店もそこにビジネスを見出すだろう。

人によっては、そこへ保険料を払うのであれば、大手旅行会社にお願いするような意思決定をする人もいるだろうし・・・。

このような連鎖が、間接的にデフレ脱却の糸口になるかもしれないね・・・。

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